西アフリカ・カメルーンでコーランの練習用に使われた木のボード。ペンには先を尖らせたアワや葦などの植物、インクには羊毛脂が使われます。また、呪術師や祈祷師が儀礼用として使うこともあったようで、患者の問題に適したコーランの章をボードに書き込み、そのインクを水で流して患者に飲ませる…といった使い方もされたそうです。
ボードに描かれているアラビア文字は書道のように装飾されているので、コーランのどの章を指しているのかなかなか判読できません。この使い込まれたボードに描かれている抽象的な文様をお楽しみ下さい。
原産地 |
カメルーン |
素材 |
木 |
幅 |
約23cm |
奥行 |
約1.8cm |
高さ |
約40cm |