17世紀ごろにインドの寺院で作成された仏教信仰の彫像または装飾品です。中央の神様が弓矢のようなものを持っていることから、おそらく信者に恵みを与える神シヴァ(≒日本仏教の大黒天)を祀るための品物と思われます。
鳥をモチーフとした巨大な動物が台座になり、その上に宮殿を支えるような構図になっています。
本来は自立していたか、壁に立てかけて飾っていたようですが、台座の摩耗により自立は難しいかと思われます。背面に2か所ビスを打っているので、吊るして飾ることが可能です。中央の仏像の背面から右側の女性の像の裏にかけて、虫食いで劣化した跡があります。
原産地 |
インド |
素材 |
木 |
高さ |
約43cm |
幅 |
約26cm |
奥行 |
約4cm(ビスを除く) |